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ご支援、ご協力ありがとうございました

2013/12/30 Mon

本年は、芝川第一調節池環境管理パートナーズの活動にご支援、ご協力をいただき、ありがとうございました。

寒さ厳しい冬を迎えています。くれぐれもご自愛いただき、良い新年をお迎えください。


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さぎ山記念館

2013/12/22 Sun

かつて見沼たんぼに隣接するさいたま市緑区上野田地区には、「野田の鷺山」と呼ばれた大規模なサギ類の集団繁殖地(コロニー)がありました。現在、「野田の鷺山」があった場所には「さぎ山記念公園」がつくられています。園内に「さぎ山記念館」があり、「野田の鷺山」の歴史について学ぶことができます。

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「野田の鷺山」は、江戸時代中期に形成され、多い時には巣の数が5000以上、個体数は4万羽に達したとも言われています。昭和初期には「野田のサギ及びその繁殖地」として国の特別天然記念物に指定されました。しかし、1972(昭和47)年に消失してしまい、天然記念物の指定も解除されました。集団繁殖地の消失は、さまざまな要因が重複することで起こったと考えられていますが、サギ類の採食地であった水田の減少が原因の一つにあげられています。

芝川第一調節池の左岸側の水域は、浅い水辺で魚類や両生類などを捕食するサギ類の採食地になっています。サギ類がくらし続けられるよう、みなさんと守り育てていきたいと思います。


「生きものがにぎわう草はらづくり」試験区のまとめ

2013/12/17 Tue

芝川第一調節池の左岸側で試験区(5m×60m)を設け、草の刈り取りによる外来植物の繁茂の抑制を試行しました。試験区は、2012年の秋にセイバンモロコシが多く生えていた場所に設置しました。

2013年5月29日、6月26日、8月28日、10月18日に試験区内に生えている主な草の種類と草丈の高さを調べた後、肩掛式刈払い機で草を刈り取り、集草しました。

2013年5月29日
草の種類:セイバンモロコシ(被度2)、ネズミホソムギ(被度3)、カラスノチャヒキ(被度1)、オニウシノケグサ(被度1)、オギ(被度1)
丈の高さ:55cm
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2013年6月26日
草の種類:セイバンモロコシ(被度3)、ムラサキツメクサ(被度4)、オギ(被度1)
丈の高さ:40cm
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2013年8月28日
草の種類:セイバンモロコシ(被度4)、ムラサキツメクサ(被度2)、オギ(被度1)
丈の高さ:135cm
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2013年10月18日
草の種類:セイバンモロコシ(被度4)、ムラサキツメクサ(被度2)、オギ(被度1)
丈の高さ:55cm

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5月、6月、8月に草を刈り取りましたが、セイバンモロコシの繁茂を抑えることはできませんでした。セイバンモロコシを抑制するためには、さらに刈り取り回数を増やさなければならないようです。


ハクチョウ情報

2013/12/12 Thu

芝川第一調節池の左岸側では、2010年12月以降、冬にコハクチョウとオオハクチョウが飛来し、広い水辺をねぐらにして春まで過ごす姿が見られています。

今年は10月中旬から芝川第一調節池への飛来が何度か観察されていますが、すぐに飛び去ってしまい、今のところとどまっていません。



タヌキ

2013/12/05 Thu

12月3日に、芝川第一調節池の右岸側の水溜りで救出した貝と魚を、左岸側の水域に放している時に、草むらの中から顔を出したタヌキに出会いました。すぐに隠れてしまったので、撮影することはできませんでした。残念。

タヌキは、特定の場所に糞をする「ため糞」という習性を持っています。調節池の左岸側では、あちらこちらでタヌキのため糞場が見つかっています。


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2013年12月のイベント情報

2013/12/04 Wed

①「見沼たんぼ 芝川第一調節池周辺調査」
今年は何種類の猛禽が観察できるでしょうか。

・主催:埼玉県生態系保護協会浦和支部
・日時:2013年12月15日(日)9:00~13:00頃
・持ち物:弁当、飲み物、帽子、筆記用具、雨具、あれば観察用具(双眼鏡、ルーペ、図鑑など)
・参加費:埼玉県生態系保護協会会員 100円。一般の方 300円、こども 100円
・参加方法:当日集合場所にお越しください。
・集合場所:浦和くらしの博物館民家園駐車場、9:00
※雨天中止



②「見沼田んぼ 朝の自然観察会 鳥と植物」
今年もあとわずか。年の瀬の慌ただしさから、ひととき抜け出しませんか? 芝川第一調節池の観察になります。

・主催:埼玉県生態系保護協会川口支部
・日時:2013年12月22日(日)8:00~10:00頃
・持ち物:飲み物、あれば観察用具(双眼鏡、ルーペなど)
・参加費:埼玉県生態系保護協会会員、高校生以下 200円。一般の方 300円
・参加方法:当日集合場所にお越しください。
・集合場所:見沼自然の家、8:00
※雨天中止


フネドブガイ

2013/12/03 Tue

今回、右岸側の水溜りで捕獲した貝は、
『日本産イシガイ類図鑑』を参照して、
1.殻頂部が著しく発達し,蝶番線より高く盛り上がる
2.背縁と腹縁はほぼ並行で,殻頂は中央による
の特徴があったことから、フネドブガイとしました。


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フネドブガイは、淡水に生活する二枚貝。幼生が魚(ヨシノボリ類)の鰓や鰭に寄生するので、フネドブガイが世代を継続するためには、ヨシノボリ類などの他の魚種の存在が不可欠なのだそうです。

『日本産イシガイ類図鑑』(http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~kondo/unio/unio.html)




捕獲したフネドブガイの殻長と殻高の計測値
番号:(殻長、殻高)
01:(6.6cm、4.8cm)
02:(9.2cm、6.2cm)
03:(10.6cm、7.4cm)
04:(10.8cm、8.2cm)
05:(11.2cm、7.6cm)
06:(11.2cm、8.1cm)
07:(11.4cm、8.2cm)
08:(11.8cm、8.2cm)
09:(12.0cm、7.8cm)
10:(12.0cm、8.6cm)
11:(12.0cm、8.6cm)
12:(12.2cm、8.7cm)
13:(12.4cm、7.9cm)
14:(12.6cm、8.0cm)
15:(12.7cm、9.4cm)
16:(12.8cm、8.6cm)
17:(12.8cm、8.6cm)
18:(13.0cm、8.8cm)
19:(13.2cm、9.2cm)
20:(13.2cm、9.8cm)
21:(13.3cm、8.6cm)
22:(13.5cm、8.8cm)
23:(13.6cm、9.4cm)
24:(13.8cm、9.8cm)
25:(13.8cm、9.0cm)
26:(13.8cm、9.8cm)
27:(13.8cm、9.6cm)
28:(14.0cm、10.0cm)
29:(14.0cm、9.5cm)
30:(14.0cm、9.3cm)
31:(14.0cm、9.3cm)
32:(14.0cm、10.2cm)
33:(14.0cm、9.8cm)
34:(14.2cm、9.4cm)
35:(14.2cm、9.2cm)
36:(14.4cm、9.4cm)
37:(14.4cm、9.5cm)
38:(14.4cm、9.7cm)
39:(14.7cm、9.9cm)
40:(15.0cm、11.0cm)
41:(15.0cm、9.7cm)
42:(15.0cm、11.1cm)
43:(15.4cm、10.4cm)
44:(15.4cm、9.9cm)
45:(15.4cm、10.9cm)
46:(16.0cm、11.0cm)
47:(16.0cm、11.2cm)
48:(16.0cm、10.6cm)
49:(16.5cm、10.5cm)
50:(17.0cm、12.2cm)
51:(17.5cm、11.4cm)
52:(17.6cm、12.3cm)
53:(18.0cm、12.0cm)
54:(18.0cm、12.0cm)
55:(18.4cm、12.6cm)
56:(18.4cm、12.2cm)
57:(18.8cm、12.0cm)
58:(18.8cm、12.0cm)
59:(19.6cm、13.0cm)
60:(20.4cm、13.0cm)
61:(20.6cm、13.0cm)
62:(21.5cm、13.6cm)


環境管理作業(右岸工事箇所の貝と魚の救出) データ

2013/12/03 Tue

フネドブガイ:62個体
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モツゴ:9個体
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トウヨシノボリ:2個体
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タイリクバラタナゴ(外来種):50個体
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※左岸側の水域へは移動していない

オオヤマトンボの幼虫:2個体
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シオカラトンボの幼虫:1個体
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環境管理作業(右岸工事箇所の貝と魚の救出) 報告

2013/12/03 Tue

芝川第一調節池の右岸側では、現在、掘削工事が進められています。

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水が溜っている場所も工事が予定されているため、12月3日に水溜りから貝と魚を救出し、左岸の水域へ移動する作業をサポーターの方々とともに14名で行いました。

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胴長を履いて水溜りの中に入り、水底の泥の中に潜っている貝をレーキを使って探しました。「あっ、いたよ!」「こっちにもいたよ!」と次々と見つかり、計62個体のフネドブガイを捕獲することができました。捕まえたフネドブガイは殻長と殻高を計測しました。

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魚はタモ網とカゴ網を用いて、モツゴ、トウヨシノボリ、タイリクバラタナゴ(外来種)が捕獲できました。また、タモ網でオオヤマトンボの幼虫とシオカラトンボの幼虫も採れました。

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捕獲した貝と魚、トンボの幼虫は、左岸側の水域へ運んで放しました(外来種のタイリクバラタナゴは移動していません)。

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ご協力いただいたサポーターの皆さま、ありがとうございました。

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